スマホとパソコンだけでなく、様々な製品が他の製品との通信を始めている。

製品は自己完結した機能を持ちつつ、繋がることで互いを拡張してデザインされたエクスペリエンスを提供する。

もちろんこれまでにもそういった製品はあったのだけれど、ややこしい割にメリットが少ないというのが難点だった。

ところが多数のひとがハイスペックで大きな画面のコンピュータを持ち歩くようになり、またそれ自体が通信器機でサードパーティによって利用方法を拡張できるようになった事で自体は変わってきた。

大多数のメーカーは自社製品の閉じた系の中に消費者を封じ込めることを諦めざるをえなくなり、消費者は既存の製品も含め、より大きな生態系の中でそれらがどのように見えるのかを再定義し始めた。

経済の主軸はモノではなくエクスペリエンスになるといわれて随分経つけれども、一般のモノの市場にもエクスペリエンスというコンセプトが具体化することで、プロダクトの概念そのものが変化してきているように思う。