扱える次元は増えているのに、それでもどうもやはり一次元でしか考えない事が多いんじゃないかと思う。

デザイナは職業上カオスを嫌うので仕方が無いと言うけれど、カオスに秩序を産み出すがデザインだというのなら、カオスを嫌ったり恐れたりするのはまた違うんじゃないかと。

線形的にしか考えないのなら、それはもう秩序をつくり出しているということではなくて、秩序の不要な限定された世界に閉じこもっているだけになってしまう。

次元が増えると考える事が増えてややこしいように見えて、実は個々の世界は閉じている。閉じていて、その一部が開いていて、そこで繋がったり、作用し合ったりしている。

扱う次元をひとつ増やすだけで、また違うものになる。同じ次元で考え続ける限り、程度の差こそあれ同じようなものしかできない。

もちろん次元をひとつ増やすだけでそれまで手法が全く役に立たなくなることも多々ある。けれどまあ、それはそれだよね。