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  3. 情報発信とプラットフォーム依存

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  • 2011-09-20

懐かしいはなしなんですけど、武雄市のサイトが Facebook へ全面移転した。

URL は http://ja-jp.facebook.com/takeocity?sk=app_236453269710449 になっている。

現実的に Facebook が近々になくなるということはないのだろうけれど、例えば市の寿命と企業の寿命を比べれば、市の寿命のほうが永いことが多い。

コミュニケーションツールとして優れたプラットフォームではあるのだろうけれど、既存のドメインを捨てて、識別子を Facebook に依存している点。 iframe でページを遷移していくため、ページの識別子が取得できなかったり。

勿論、別に否定するつもり毛頭ないし、市民へのベネフィットが高いという判断だろうし、試みとして面白いし。

特定の対象を批判するつもりはないのだけれど、一企業の提供するプラットフォームに情報発信を全面依存するというのは危険が伴うのだろうなと思う。

巷では Web サイト不要論なんてものもあり、要は情報を発信するプラットフォームとしての Web なのだから、必ずしも Web サイトというのはいらなくて、例えば Facebook なり Youtube なり Twitter なりで情報を発信していけば、それで事足りるんじゃないかなんてこともいうひともいる。

一理あるけれど、今の形の Web サイトがいつまで残るのかは別にして、一定以上の規模の組織や団体、国や自治体等の場合はそうもいかない。

それは発信した情報にはなんらかの形での責任が伴うし、発信した情報はその用途に応じて集約し、再利用や検索が可能である形にしなければ、その情報はただ刹那的なものでしかなくなり、誰も再び見つけ出す事ができなくなってしまう。情報の質にも依るのだろうけれど、多く場合、アーカイブされた情報はそうでない断片的な情報よりも価値が飛躍的に高くなる。そしてそれはプラットフォーム毎にアーカイブされていては意味の無い情報もあるだろうから、それらを集約するための場所は必要になる。また、組織・団体として普遍的で永続的なドメインもないと、なにかと困る事もあるし、そもそも成立しないことや、できないこともある。

ていうかもうさっさと国がいっこプラットフォームつくってそこで政府や自治体や政府系機関の情報を発信できるようにすればいい。セキュリティの格差も無くなるだろうし。さらに国家資格をもった Web 屋しかそのプラットフォームはさわっちゃ駄目、みたいにすれば、何やらおもしろいことになりそうじゃないか。

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