現実に AR ブラウザを積むことになるのは、やはり現在 AR アプリケーションを搭載しているタブレット PC や、スマートフォンになるんだろう。ノート PC は持ち歩く事はできるけれど、歩きながら使うには疲れる形だし、デスクトップに積んでも、せいぜい家の中の拡張で終わってしまう。
じゃあサイズはどちらがより優れているだろうか? 街を見渡すにはスマートプォンのほうが軽いし小さいけど、タブレット PC のサイズの方が UI からすれば魅力的かもしれない。
だとするとその中間、スティーブジョブスが扱き下ろした 7 インチタブレットが良いかもしれない。たしかに電話としては大きいけれど、モバイルコンピュータとしては適当なサイズの可能性もある。
もちろん、実際は全てのサイズのスマートプォン、タブレット PC に搭載されるのだろうけど。
ちなみにインチといわれても日本では馴染みが薄いのでセンチメートルになおすと、1 インチが約 3 センチで、7 インチは約 21 センチになり、標準的なものは 22cm × 12cm 位になる。
位置は URI で識別するとしても、それは建物の大きさを考えれば、極端な精密さはいらない。ただ、ひとつの建物に紐づくのは、必ずしもひとつのドキュメントではないという問題がある。
例えば、ビルの中にレストランがあるとする。そのレストランには Web サイトがあるかもしれないし、そのビルにも Web サイトがあるかもしれない。さらにそのレストランの口コミ情報、ブログや Twitter などもあわせれば、そのひとつのレストランのある場所には、無数の Web の URI が紐づいている。
それらの優先順位はどうしたらよいのだろう。
簡単に思いつくのは、位置情報とドメインを関連づけること。
そうなれば土地と同じような意味をもった権利がドメインの意味を拡大するかもしれない。
やり方によっては、信頼できるリソースとして、それらのドメインの持つ情報価値は上がるかもしれない。
信用に基づいたドメインに、追加情報としてその他の URL が紐づく。
では具体的な UI はどうあるべきか。初めてそれに触れるぼくらは、まずはごく単純で、初歩的な操作のものから始めたほうがよさそう。いずれ成熟していけば、無数の情報とメタ情報を見ても混乱しなくなるだろうし、そうすればきっとぼくらはターミネーターのような目を手に入れる。