Web デザインとは情報とナビゲーションシステムの設計のことで、実はホーム(トップ)ページとはただのインデックス(索引[目次])としての機能を提供することを目的としていたと思う。サイトマップという概念は、広告化し、形骸化したインデックスの機能を補うために考案されたんじゃあなかろうか。
ナビゲーション設計は、デザインされた情報(コンテンツ)へアクセスするためのインターフェースであるため、最もリソースを裂くべきは情報デザインということになる。
ところがホームページがこのバランスを崩壊させてしまっている。多くの会社がホームからデザインを始める。最悪の場合、コンテンツが無いにも関わらず、何故かホームのデザインをまず行い(実際にはそんなことは不可能だけれども、デザイナーの美術スキルによっては、それっぽいものができあがることもなくもないこともない)、その後コンテンツが後づけされるというプロセスを辿る。
この狂ったプロセスをなくすのはとても難しい。
実は、というか至極当然のこととして、 Web サイトは、絵を買っているのでなく、提供する情報のあり方の定義、設計を発注している。当然発注側も受注側もそれは理解している。けれども、どうにも形になっていないものは理解が難しい。それが絵になることで、形になっているような錯覚が起きて、何かが出来上がっているような“気持ち” になる。
ならいっそ、ホームなんてなくしてしまえばいい。無い物はつくれない。
...極論だけれども、どのみちインデックスページは要るし。
