2007年10月アーカイブ
Webで唯一価値があるのは、情報そのものだけ。インターフェースもビジュアルもプログラムも、唯一の価値、情報を取得するための手段でしかない。
なんか最近ふとした瞬間、忘れそうになるので、自戒。
今後はやっぱりキーボードとタッチパネルの併存時代を経て、それから3Dへ移行していくとのがインターフェースの流れっぽいような気がするけれど、実際じゃあタッチパネルのインターフェースやら3Dインターフェースってどうなのよ、なんて疑問を常々感じつつ、なんとなくほったらかしていたけれど、やっぱスゴかったね、iPod touchは。
直感とは学習の産物で、学習コストをいかにして軽減しつつ、経験則に基づいたインターフェースを提供できるのかというがやっぱりインターフェースエンジニアの仕事の一番アタマを使うところなんだろうけど、そのためにはいかに多くの経験が一般的なものかを学習しなければならない。
専門家というのはその専門性の故に一般人のリテラシーというのを無視して、インターフェースを設計してしまい、それはどうにもアバンギャルド過ぎて多くのひとを迷わせる結果を導いてしまいがちだと思う。
思想は高度でなければならないけれど、成果物は単純明快、サルでもわかるようにしなければならない。それを忘れて訳の分からないものや、スタンダードを無視したものをコンシューマー向けに平然とつくって、自分は良い仕事をしたと思ってるやつらが多過ぎてなんかどうも。
ことインターフェースにおいては、普通が一番。そして普通のものをつくるのが一番難しい。そして普通を打ち破るのであれば、明確な設計思想というものが必要不可欠だ。もちろん実験的な意味で、使い勝手なんて無視した、たのしいものをつくるのはすごく大事なことだけれど。
そんな意味でもiPod touchはおもしろかった。普通な部分はスゲー普通で、かつタッチパネルの特性と、経験則に基づく概念モデルが作られていて、でも、なんかちょっと迷うところがあるのは、ぼくがタッチパネルのインターフェースを学習しきれてないのが問題なのか、それともiPod touchの方に改善点があるのか、まあデザインなんだからすべてはデザイナーに責任があるわけで、それなら後者だろうね、きっと。
とりあえず購入予定はないけれど、多くを学ばせて頂きました。
多くの仕事は既に概念化されていて、自らの仕事の必要性の証明を求められずに仕事は進められて行く。営業やマーケッターも、その商品がどういったかたちで企業や消費者のベネフィトにつながるのかを証明する必要はあるが、自らが行っている仕事そのものについての証明は求められない。
ただ、自分の仕事の必要性を求められる職業が、思いつく限りではふたつある。それがクリエーターとスペシャリストだ。クリエイティブは無から有をつくりだす(神の仕事を行う)のではく、無形のものにかたちを与えるのが仕事だとぼくは考えていて、多くのひとはその価値を理解できない。ひとは利益にならないことのために行動を起こさないし。企業であればなおさらそうだ。
なぜこのクリエイティブが必要(どういった利益を産むのか)なのか、それを経営者に理解させることができない限り、自らが行いたいクリエイティブを行うことは出来ないし、ただひたするら他人の概念の中でのクリエイティブ(?)をやらされているだけになってしまう。
既に概念化されたスペシャリズムであればそれを証明する必要はないと思うかもしれないが、実はスペシャリズムというのは同じスペシャリズムでも時代によって変化していくので、何故この変化が必要なのかを常に証明できなければ、スペシャリストはスペシャリストではなくなり、ただの丁稚に成り下がる。
そこで証明のために必要なものが専門分野以外の知識になってくる。あるいは自分のスペシャリズムやクリエイティブのよき理解者だと思う。しかしよき理解者であっても時代の変化による変質まで理解してくれるとは限らないので、やはり自分自身でそれは証明していかなければならない。
自分の好きなことを続けていくためには、自分のしたい仕事をするためには,専門分野以外の専門知識も求められて、それはあらゆる職業にいえる。
すごく面倒臭いけれど、そんな者に、わたしはなりたい。
HTMLとCSSのガイドラインを作成しました。バージョン0.1ということで今後いろいろな意見を取り入れてバージョンアップしていきたいと考えています。
泥仕事になりがちなコーディングを、いかに効率よくするか。マンパワーに頼らない美しいフォーマットにもとずいたコーディングができるようなればいいと、考えています。