ふとしたことで、ホームページリーダーを使うことができました。
音声ブラウザの代名詞でもあるホームページリーダーですが、ぶっちゃけあれを使いこなすのはかなり難しいと思います。もちろん、ただ普通にページを読み上げたり、リンクをたどったりするのはすぐにできますが、機能がたくさんあり、覚えるのが大変そうです。が、その機能がなければなかったで、ユーザーの利便性は落ちると思われるものばかりなので、本格的に使用するひとにとっては、必須の機能のような気がしました。
あたしなんかにいわれても別にどうってことはないのでしょうが、それでも、よくできたソフトです。目が見えるひとが普通に買っても便利だと思います。
また、実際使ってみて思ったことは、今のホームページは音声ブラウザにとって不便なものばかりなんだな、ということです。
たとえばナビゲーションが異様に多いサイトなど、ヘッダーにページ内リンクなど用意しておかないと、本文へたどりつくまでいちいち時間がかかって仕方がありません。ちなみにこのブログは視覚的には中段に本文がありますが、読み上げるときは、ヘッダーからすぐに本文にいけるようにしています。一応、少し考えました。
他にも音声だけでは意味不明のコチラやアチラなど、抽象的なナビゲーション。コチラってどちら?
あと、ロゴなどに本気で"ロゴ"と入れている代替テキスト。たぶん聞くひとにはどうだっていい情報だと思います。
他には、複数のリンクをひとつのpタグやテーブルセルの中に入れてあるもの。これはよく見かけますが、実際読み上げてみると、それらのリンクの一つを選ぶのは面倒だし、リンクの意図を理解するのも難しいように思われます。
最近はユーザビリティーだけでなく、アクセシビリティを意識したサイトも、大手ではよくみかけるようになりました。ホームページは見かけよりも中身が大切。自分が使う側になればわかることが、いざ作る側となると、忘れられがちだったりします。
誰のためのオームページなのか、なんのためのホームページなのか、制作する側も、頼む側も一番にそれを考えなければ、どんなグラフィカルなホームページも成功なんてありえません。
ただ、もちろん、それらの問題をできるだけクリアしていき、かつグラフィカルであれば、それに勝るもはありませんが。