投稿者: さくら丸 日時: 2006年08月06日 21:46
近い将来、WebサイトがCMSで構築されるようになれば、Webデザイナーなんて職業はなくなるのだろうか?
そもそもWebデザイナーとは何だろう? 情報の優先順位に基づき、サイトのビジュアル設計をし、コーディングをし…。会社によってはビジュアルしか担当しない場合もあるだろうし、マークアップエンジニアなんて肩書きもあるくらいだから、マークアップしか行わない場合もあるのだろう。
もちろん、パッケージ化されたCMSが普及すれば、デザイナーはパッケージ用のデザインテンプレートを作成しなければならない。その意味でwebデザイナーという職業はのこるだろうし、パッケージでは飽き足らないクライアントは、より高級なデザインを要求してくるだろう。そうすればどちらにしてもデザイナーはテンプレート以上のデザインを求められるため、より専門色が増すことは間違いない。となれば淘汰の結果として絶対数は減少することになる。
また、CMSはマークアップが厳格である可能性が高いため、マークアップに基づくデザインがもとめられ、HTMLすら理解していないデザイナーはwebデザインから撤退することになる。
ではこれからのWebデザイナーに求められるスキルとは何か?
それは緻密な情報設計能力ではないかと思う。サイト全体の情報構造を把握し、どう管理するのか。更新作業によりコンテンツが追加されることを予測し、それがサイト全体に及ぼす影響を考える。
Webデザインは本来建築的であると言われてきた。だが現在のサイトは設計という基礎作業がおろそかにされている場合がある。
今後のWeb制作において、この基礎となる情報設計という作業はどうあがいても無視できないものになるし、それを厳格に行わないのであれば、制作会社は不要であるともいえるようになるかもしれない。とりあえず作りました。とりあえず作りましょう。とりあえず作ってください。これからの将来、それは不可能になるかもしれません。